2023.12.15-2024.01.20 開催終了
Rieko Honma photo exhibition
2022.10.17-11.11 開催終了
アノニマスとのナラティビティー
本間理恵子の作品は自身が眠っているときに見る夢が大きな原動力となっている。その彼女が見る夢は質感や肌触りなど、とてもリアルなものが多いという。そこで得たイメージの断片が作品を制作させている。同じような髪型の、同じような服の女性たち。単に今流行のジェンダー論と結び付けて欲しくないと私は思っている。また、インスタグラムやツイッター。この写真というメディアが氾濫する世の中において、この彼女しか作り出すことのできない世界を見る時間は、写真というメディアの表現の仕方において、とても参考になるものではないだろうか。彼女のナラティビティーや独特の気持ちいいとは言えない構図の気持ちよさは、彼女にしか出すことのできないものだろうと私は思う。この写真作品をみて、見た人たちは何を感じるだろうか。無機質に感じるのか、美しく感じるのか、暖かさを見出すのか写真に写っているその外側の世界は、彼女たちは次にどこへいくのか。そして、これを読んでいるあなたの物語と彼女たちはどうだろうか。自分に問いかけてみてほしい。
2010年より独学で写真を表現手段に作品制作を始める。
「白昼夢」「少女たちの脆さ、不安定さ」「心の中と現実の境界線」などをテーマに写真によって形のないものに形を与えたいと思い表現し続けている。
私にとって、写真を撮ることは 現実逃避の手段でもある。
どこか奇妙な空気感、いびつさがもつ美しさ、不完全であるがゆえの調和。
不可思議な夢のような描写は、現実逃避願望のあらわれなのかもしれない。