Amatatsu kimihiko exhibition
[ COMPLETED ]
天辰 公彦
2024.03.01-03.22 開催終了
- 展示期間
- 2024年3月4日〜8日(月〜金) 10時〜19時、 11日〜15日(月〜金) 10時〜19時、 18日〜22日(月〜金) 10時〜19時
- レセプション
- 2024年3月1日(金) 18時30分〜20時
- 作家在廊
- 2024年3月2日(土) 11時30分〜17時、 9日(土) 11時30分〜17時、 16日(土) 11時30分〜17時、 20日(祝) 11時30分〜17時
美と醜、生と死の対立は、種の保存に危険を及ぼすものを避ける本能から派生した対立と言えるだろう。
人から人へ、そして空や海へと人間の美意識が拡張されゆくなかで、花はかなり原始的な美の対象であったと想像できる。
そうした流れの中で、人が色鮮やかで瑞々しい花を美の対象としてきたのは当然のことだ。
昆虫は群れで一つの生命という考え方があるが、それは植物にも当てはめることができる。
1つの核から複数の茎や根が生え分断されてもそれぞれが存在を続け、その木々に苔が生え、そこにまた別の植物や菌類が根を張る。
人も同じく、その体内にミトコンドリアやバクテリアが無くては生きることはできず、性交や出産など様々な方法でそれらを共有、拡張、淘汰を繰り返し、調和されてゆく。
漢字における美の成り立ちは、義や善と同様に羊を含んだ要素合成によって造られている。
孔子の論語にて羊とは宗教的祭式の献物=犠牲の意味があり、美は「大いなる犠牲」とされている。
己が命を共同体の為に献げる自己犠牲こそが最も崇高な行い=美であったのである。
今回の展示では近年の彼の主題材である松ヤニを中心には据えず、生きている、死んでいる、死にかけている、作られている花々を使用し、自身と観測者の概念の拡張を優先してもらうようにお願いしました。
美と花、形式と逸脱の彼の現在の答えをぜひご覧ください。
天辰 公彦
1985年大阪生まれ。いけばなを通じて、植物の表現素材としての可能性に魅了される。以来、いけばなの固定概念を覆す造形的な作品を独自の手法で製作、現代アートとしての造形花(いけばな)を追究している。店舗装花やアーティストのライヴ演出に携わるほか、伝統文化としてのいけばなのワークショップなども開催。今後も、いけばなの伝統文化としての意義と、現代アートとしての可能性の両軸で活動していく。
- 2012
- 京都平安神宮へ献花
- 2014
- いけばな新進作家展出展
- 2016
- 華道京展出展
- 2018
- 原宿デザインフェスタ ギャラリーグループ展出展
- 2019
- shibuya art awards入選
- 2020
- 個展(anima flos)
- 2022
- shibuya art awards 入選
xany.expo出展(大阪ルクアイーレ) - 2023
- いけばなワークショップ開催(京都高島屋)